友だちと仲良くかかわる力、相手の気持ちを思いやる力、自分で挑戦しようとする力、これらはどれも上達していく力です。いつの間にか勝手に手に入るものではありません。
先生は子どもの道案内をするのです。先生は、子どもの見張り役ではありません。「時間から時間まで預かる」だけではなく、今まで知らなかった世界を一緒に歩く存在です。
友だちにどんな言葉をかけるか、困った時にどうするか、自分はどんな人間か、これらは座学で学ぶには難しいことばかりです。
実践の中で学ぶ、それが遊びです。
遊んでいる時が一番脳が活性化する時です。だから先生は、お庭で遊んだり絵本を読んだり、歌をうたいます。
「見守る」というのは、単に子どもを見ているということとは違います。どこをどう見守るか、どのようなサポートが必要か、そしてその結果どう変化したのかを理解する、これが一つのセットです。専門的な知識が必要となります。
そして、もちろん子どもは一人ひとり性格が違うので、見守り方をそれぞれ工夫することが求められます。保育は、実は非常にクリエイティブな仕事なのです。
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